6)エアコンついて
燃費向上大作戦>>エアコンついて
エアコンは車に乗る上で、快適装備として必需品ですが快適装備にはやはりデメリットがあります。エアコンの場合には
1)重量の増加
2)エンジン出力の消費
があると私は考えます。
どちらも、燃費に関して不利になりますが、今回は2)のエンジン出力の消費に話をしぼって説明させて頂きます。
まぁ長い話ではないのですが、エアコン(空気を冷やす時)を使う時には、エアコンコンプレッサーを動かす必要があります。
エアコンコンプレッサーは大抵の車では、クランクシャフトから補器ベルトにより、直接駆動させる為にエンジン出力をまんま喰ってしますのです。
夏にエアコンをつけた際に、アイドリングの回転数が上がるのはその為で、エアコンのスイッチが入った事をECUで検知すると、ECUは「エンジンよもっと働きなさい」という指令を与えます。これは単なるアイドリング回転数を上げろっていう命令なだけなんですけどね。
この、アイドリング上昇幅はメーカー(設計者)によって決められており、「これぐらい回転数を上げればエアコンは作動して、エンジンも問題なくアイドリングするだろう」という実験を行い決められているのでしょう。
なんだか、エアコンの駆動とエンジン出力の消費という話からズレましたが、要はこのアイドリング回転数の上昇分だけ燃費は悪化します。また、もともとエンジン出力が小さい軽四で顕著ですが走っている時もエアコンに力を喰われている為に加速が鈍く、いつもよりアクセルを踏む事になりますのでこの踏み込み量の増加分も燃費を悪化させます。それでは、どうやって燃費悪化を最小限に食い止めるかというと
1)なるべくエアコンを使わないまたは、使う場合でも設定温度は高めに設定
→これを出来る人は硬派ですね(笑)、要は車内の温度を下げる時には窓を開けて温度を下げるという事です。たぶん、真夏だとあまり効果は無いので、エアコンを使う事になると思いますが・・・・なので、設定温度をちょっと高めにして、エンジンにかかる負担を小さくしてあげましょう。
2)エアコン添加剤を使う。
→エアコンコンプレッサーも所詮は部品の集合体が、中で回転しているに過ぎません。しかし、部品同士が摩擦する事で余分な力を消費しているのは間違いありませんので、冷媒にオイルのような潤滑剤を混入する事で、この摩擦を減らしてやろうという事です。私は試した事はありませんが、もともとエアコンのON・OFFの差が分かり易い軽四では効果は大きいみたいです。
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