3)禁断のロムチューン
燃費向上大作戦>>禁断のロムチューン
皆さんはロムチューンという言葉をご存知ですか?今の自動車は御存知の通り、ECUによって制御されています。もちろんエンジンも例外では無く、排気ガスのO2濃度を測定しながら、常に最適な状態で燃焼をするように制御されています。
じゃあ、最適な状態ならもうする事なんで無いんじゃないか?と思われるかもしれませんが、実はそうでは無いのです。この最適にという意味がとても意味が深く、現在発売している車はほぼ、空燃費が14.7の理想混合比になるように設定されています。これは触媒に3元触媒というものを用いており、3元触媒が最も仕事をするのが理想空燃費だからです。なぜ、3元触媒を用いるかというと、排ガス規制に対応する為です。
現在の排ガス規制はとても厳しく、NOX,CO,HCがその排ガス中に含まれる割合を規定していますが、3元触媒を用いると一気にこれら3つの有害物質を取り除く事が可能なのです。それでもって、3元触媒が一番活動するのは理想空燃費なのです。なので、先程ECUは最も適した空燃費に制御しているといいましたが、これは「地球環境」にとって最も最適な制御であって、「お財布」にとっての最適な制御ではないのです。
って事で、世の中にはこのエンジンの空燃費を変えてしまし、より燃料が薄くなるようにセッティングを行い、燃費をかせぐ人もいます。インターネットで調べてみてください。絶対にヒットしますから。
但し、この燃料を薄くする事は、エンジンにとっても負担になる事もありますので、あまりに薄くセッティングしてしますと、エンジンを壊してします事もあります。なので、禁断のロムチューンなのです。
燃費向上大作戦のトップページへ戻る